2013年(社)日本建築学会大会(北海道)記念行事

学生と地域との連携によるシャレットワークショップ −札幌のまちづくりデザインを考える−

学生参加者募集!!

  

 札幌市は、人口約190万人の政令指定都市である。明治にはじまる都市基盤整備によって碁盤目状に街路が構成され、札幌駅から大通り公園そしてすすきのへと南下するに従って、官庁街、業務街、歓楽街が整備され、その東端を南北に流れるかつての用水路・創成川を境にその東側は工業局が置かれ工場が多く設けられた歴史がある。工場のうちには、サッポロビールのように煉瓦造りの工場をリニュアルしながらショッピングセンターとして再開発しているものもあるが、その多くは失われつつある。一方で近年は、札幌駅または大通り駅から東に5分程度歩き創成川を渡ればこの創成川以東地区に至る、という利便の良さからマンションなどの開発が進み人口が増加している。創成川沿いの公園整備もはずみとなって、創成川が東西に分けていた札幌市の中心部のまちづくりを、今後どのようにすすめていくのかが課題となっている。
 本シャレットワークショップでは、札幌市の中心部に位置する創成川以東地区を対象に、その歴史的背景と現在の状況を把握しながら、コンパクトシティーや創造都市を目指す札幌市の新たな都市空間を、全国から集まった学生と地域が連携し、地域の方々や専門家と討論しながら実践的な計画・デザインを行い、地域に提案する。

■シャレットワークショップ:
  期間:
8月23日(金)〜27日(火)(期間中現地滞在)
  開催地:
札幌市創成川以東地区


■作品展示: 8月30日(金)〜9月1日(日)
■講評会: 8月31日(土)15:00〜17:00
  場所:
北海道大学 遠友学舎 札幌市北区北18条西7丁目


■講 師: 小林正美(明治大)、野澤康(工学院大)、北原啓司(弘前大)、坂井文(北海道大)、浅野聡(三重大)、鵤心治(山口大)、岡絵理子(関西大)、小浦久子(大阪大)、志村秀明(芝浦工大)、塚本俊明(広島大)、出口敦(東京大)、根上彰生(日本大)、野嶋慎二(福井大)、野原卓(横浜国大)、三輪律江(横浜市大)、小林剛士(山口大)、高橋潤(明治大)他(予定)
■ゲスト講師: 星卓志(工学院大)
■募集人数: 学生30人程度(大学院生、学部生を問わず。ワークショップのみの参加可)
■会費: 20,000円(参加費10,000円+宿泊費10,000円)
■申込方法: 下記URLより申込フォームにアクセスし、必要事項を記入し、申込手続きを行ってください。
参加申込者には、「プロフィールシート」のフォーマットをメール送付いたしますので、下記期限までに送付ください。なお、応募者多数の場合は、プロフィールシートによる選抜の可能性があります。
■申込フォーム: http://p.tl/eNVR
■申込締切: 7月25日(木)
■プロフィールシート締切: 8月2日(金)
■問合せ先: info@urbandesignsupport.com(運営事務局泉山宛)