開催要項


「姫路駅前の顔づくり」を考えるシャレットワークショップ

―世界遺産のあるまち・姫路のまちづくり―

主旨: 兵庫県姫路市の姫路駅周辺地区は播磨地域の社会経済活動の中心地ですが、JR各線や貨物ヤードが平面で貫通しているため、長い間南北交通の流れが妨げられてきました。しかし、近年、JR山陽本線等姫路駅付近連続立体交差事業、土地区画整理事業、関連道路事業などの面的・総合的開発が実施され、平成18年にはJR山陽本線の高架切替えが完了し、着実に姫路駅周辺の整備が進行しつつあります。特に世界遺産である姫路城を望める北側の駅前広場では、現駅ビルが移転した後のスペースを利用し、円滑な交通動線・地下街の活性化などを可能にする新しい駅前広場のデザインが早急に求められています。現在、市内の様々な団体からアイデアが提案され、市民や行政におる活発な議論と合意形成が待たれている状況です。本ワークショップでは、地域の市民グループによる熱心なヒヤリングから得られた様々な意見をもとに、専門家、市民、全国から公募した学生たちが一堂に会してこのテーマについて取り組み、4日間集中的に議論し、実践的なデザインを提案します。

期間:11月21日(金)〜24日(月)
会場: 姫路市内の作業スペース
日程: 11月21日(金) 現地集合、簡単なオリエンテーション、街あるき

        22日 (土) レクチャー、ディスカッション+制作作業

        23日(日) 中間発表、制作作業

        24日(月) 制作作業、成果発表会

主催: 特定非営利活動法人 まちづくりデザインサポート

共催: 特定非営利活動法人 スローソサエティー協会

     日本建築学会都市計画・デザイン教育小委員会

参加者: 28名(学生)